-第1回-
ノンアルコールカクテル研究会

⇒案内メールの内容

■日時
2008年11月9日 18:30~

■場所
Bar Gojyuni-Ban 「lii」 
東京都港区西麻布4-10-3
ヴィラ麻布1F
⇒ホームページ  ⇒地図

■参加人数
7名

■参加費
3000円

■主催
永井 ジャンマークス典比古

■協賛
Bar Gojyuni-Ban様
IAAD EURO-JAPON様
株式会社KATZ

 

 2008年11月9日、記念すべき「第1回ノンアルコールカクテル研究会」を西麻布のBar Gojyuni-Banにて開催いたしました。

 Bar Gojyuni-Banさんは、ノンアルコールカクテル研究会の企画当初からご協力を頂き、本来はアルコール入りのカクテルをメインに扱っているにも関わらず、「ぜひやってみましょう!」と前向きに打ち合わせをして頂きました。

 イベントの案内をお送りできたのが、開催3日前というギリギリなスケジュールになってしまったため、参加者がいないのではないかと不安に思っていましたが、案内発送直後から多数の方にご連絡を頂きまして、当日は天候にも恵まれなかったにも関わらず、7名の参加者というスタートを切ることができました。


黒塗りの木製ドアが目印!

 第1回の内容としましては、一般的に目にする機会の多いノンアルコールカクテルを揃え、その中にBar Gojyuni-Banオリジナルの「52(ノンアルコールバージョン)」を加えてお出しさせて頂き、おつまみと共に味わって頂こう!という流れとなりました。
 まずはお試し頂いたカクテルをご紹介しましょう!

 

 

シンデレラ

1杯目:シンデレラ

オレンジジュース、レモンジュース、
パイナップルジュースをミックスし、カクテルグラスへ。

実にミックスジュースの味わい。
柑橘系に甘みのあるパイナップルが加わり飲みやすい。

シャーリーテンプル

2杯目:シャーリー・テンプル

ザクロを煮詰めて作ったグレナデンシロップを、
クラッシュアイスを入れたグラスでジンジャーエールで割ります。

グレナデンシロップが濃い甘みがあり、ジンジャーエールとの
組み合わせで甘すぎない絶妙な味わい。ノドに爽やか。

ヴァージンブリーズ

3杯目:ヴァージン・ブリーズ

グレープフルーツジュースとクランベリージュースをシェイクし、
氷を入れたグラスに注ぐ。

グレープフルーツ単体よりもシャキッとした酸っぱさがあり、
口の中がリフレッシュされる感じがします。

ミルクセーキ

4杯目:ミルクセーキ

ミルクと砂糖、卵白を含む卵をまるごとシェイク。
グラスに入れてお好みでナツメグを振り掛ける。

ナツメグが卵の臭みを消し、より飲みやすく。
ノンアルコール飲料として定番の一品!

52番

5杯目:52番~Nonalcoholic~

グレープフルーツジュースとカットライムジュースをシェイク。
ソーダとトニックで満たし出来上がり。

ライムとグレープフルーツの味が爽やかで、
後味がスッキリとして飲みやすい。
締めの一杯としても最適!

ブルーベリーヨーグルト

6杯目:ブルーベリーヨーグルト

すりつぶしたブルーベリーをヨーグルトに入れ・・・
だと思いますが確認しておりません。

まろやかなヨーグルトと甘いブルーベリーの組み合わせは絶妙!
よく見かけるのも納得の美味しさです。

 以上のカクテルが今回Bar Gojyuni-Ban様にご用意して頂いたものになります。最後のブルーベリーヨーグルトは、予定表にはなかったサプライズ品でした。

 乾き物のおつまみを食べながら、次々と飲み進めていく予定でしたが、参加者の方よりモロゾフのチーズケーキ(2種類)のお土産があり、皆さんで美味しく頂きました。ありがとうございました!

ケーキ

 さて、次々と出てくるノンアルコールカクテルを飲みながら、今回の企画に対するご意見など沢山頂きました。実際にアルコールを飲めないタイミングも多々あり、このような楽しめるノンアルコールドリンクが普及することは、お酒を飲む人も飲まない人も、一緒に楽しむ空間ができるという有難いご意見も頂きました。
(主催者以外にもお酒が苦手な方もいらっしゃいました)

 飲酒にドクターストップが掛けられてしまう人も多いと思いますが、今までバーに通っていた人にとっては、それはツライ事態になってしまいます。それでも美味しいノンアルコールカクテルがあれば、お酒を飲まずともバーに行き、仲間と楽しい時を過ごすキッカケになるのではないかというお話もありました。
やはり新しい選択肢として、これから知名度が上がっていくことで、社会的、はたまた個人のQOLにも繋がっていくのではないかと、話をしているうちに感じました。お酒を飲まないようにする!という規制ではなく、もう一つの選択肢として存在するノンアルコールカクテルという形も良いのではないか。お酒を飲めない人も、「ウーロン茶じゃ場を壊すかも」などと気にすることなく、輪に加わることができればとても素晴らしいことなのではないでしょうか。 

 とそんな話をしているうちに、和食に合って日本酒の代わりになるようなノンアルコールドリンクはないかと、また違った方向に話題は動きました。甘酒をベースにしたらどうか、生姜湯をベースにしたらどうかなど、普段考えてもいなかったことがポンポンと話題に上がってきました。和食のみに関わらず、食事の際に浮かないノンアルコールドリンクというのも考えてみると面白いかもしれませんね。

 例えばステーキを食べながらオレンジジュースを頼むとちょっとおかしいじゃない!など・・・
これは次の企画にしましょう!ということで予定より1時間オーバーして、第1回研究会は幕を閉じました。

 「まずは一度やってみましょう!」から始まったこの企画ですが、参加した皆様から色々な意見を頂くことができ、次々とイメージも沸いてきました。と同時にもっと新しい考え方にチャレンジしてみたいなと思いました。

 今回は日曜日開催だったので、シェフの方がお休みだったため、次は土曜日に日程をずらし、料理と共にノンアルコールカクテルを楽しんでみる企画をやってみようかと考えています。そうそう忘れちゃいけないのは、ここのイタリアンはとても美味しいと評判なのです。

 慣れない司会でお世辞にも手際が良いとは言えなかった、私主催者の永井ですが、次はしっかりと下準備をさせて頂きたく精進いたしますので、次回もよろしくお願いいたします!


Bar Gojyuni-Ban Bar Gojyuni-Banの吉田マネージャー様よりコメントを頂きました。

今回は、1回目という事で、何処ででも飲めるであろう代表的な(?)ノンアルコール・カクテルをご用意させて頂きました。そして今回のレシピを見ていただくとお気づきになるかと思いますが、ご自宅でも気軽に作れそうな物ばかりだと思います。
カクテル(Cocktail)と聞くと、かまえてしまう様な気もしますが、至って気軽な飲み物の一つなのです。
要は、ミックス・ドリンク(Mixed Drink)なのです。
皆様も、ご自宅にあるものを使って、お気に入りの一杯を見つけてみては如何ですか?

Bar Gojyuni-Ban 「lii」

東京都港区西麻布4-10-3  ヴィラ麻布1F
TEL:03-6861-0052
営業時間:18:00~翌5:00
HOMEPAGE:http://wodkatonic.com/hp/52/

 

「lii」の文字が目印!

■「lii」Bar Gojyuni-Banの由来
店の名は“lⅱ”(Bar Gojyuni-Ban)。
本店 西麻布Wodka Tonicの百数十種類あるオリジナルカクテルの中で、
稀代のバーテンダー 明坂節朗氏が作るオリジナルカクテルの名前に由来します。
彼が作るカクテルには全てゼッケンがふられており、
52番目に生まれたカクテルは、20年来不動の人気を誇る定番カクテルとなりました。
Liiはローマ数字表記で52。(L=50、i=1)